命の照明

2018年1月19日

夜は、高層ビルでは綺麗なブルーライトが光り、

凱旋門を美しく見せる為に、ライトアップまでさせている。

 

そのツケは、もちろん貧困層の住民に寄せられています。

居住区で電気使用してる家庭は、全体の半分にも満たないのである。

 

電気が通っている家庭でも停電は日常茶飯事、

住民のほとんどが電気をまともに使えない状況である。

 

人々の苦しみで、首都を照らしているという状況ですね。

食に対してもそうですが、国民から光をも奪っています。

 

食で思い出しましたが、食べる物を買う為のお金を稼ぐために、

市街に出てきて、路上で物を売る人が増えています。

 

やはり人が集まってる首都なので、商売をするなら必要な事です。

しかし、路上で物を売る姿が景観を損ねるという理由で、

役人たちが見回りに来て、強制的に退去させる事が普通にあります。

 

国から食を奪われ、働く場所を奪われ、

抵抗すれば強制収容所行き、または処罰対象となります。

 

こんな酷い仕打ちですが、国民たちも生きる為に頑張っています。

こういった路上販売者が多く集まり、ひとつのマーケットとして成り立っている場所もあります。

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