ホームレス

2018年1月19日

高層ビルが建ち並ぶ平壌(ピョンヤン)市内。

一見綺麗な街並みに見られますが、少し歩いた裏通りに行くと、

コチェビといわれる、ホームレスの子どもがいます。

 

高級な車と綺麗な服装で市街地に遊びに来ている富裕層の傍らで、

今日食べる物も住む場所もままならない状況の様です。

 

お金が無いため、親は子どもを育てるどころか、

自分たちが食べる物がなく、倒れて逝く人も少なくはない。

 

アフリカなどで飢餓が話題になる事はあるが、

こんな近くの国で、飢えで苦しんでいる子どもがいるという事実に驚愕する。

 

酷い事に、コチェビの子どもの中には、

食べ物をもらう為に、役人や大人に強要される事もあるそうです。

 

この事実がありながら、国のトップがあの笑顔なのだから、

とても正気とは思えない。

 

昔、テレビ番組で、金正恩の元専属料理人である、

藤本健二さんが言っていた。「とっつあん坊やなんですよ」と。

 

ちなみに、とっつあんはオッサンの意味で、坊やはそのまま。

つまり、中身(外見の場合もある)が子どものままのオッサンである。

 

そんなオッサンが、国の最高権力を有しているから恐ろしい限りだ。

小学生のムカついたレベルで、ポチッと押されたらたまったもんじゃない。

 

というか、ネットが普及している今の小学生の方が、

まだ考えが及ぶかもしれない。

 

少し前に、自分の側近であった、元国防副委員長を処刑したという報道があった。

理由は、「国家転覆を画策」との事。

 

詳細は不明ですが、気になるところではありますよね。

現状がおかしい事が分かっていても、声を上げれば処刑ですからね。

 

しかも、元国防副委員長は、国のナンバー2だったとも言われています。

そんな人が捕まるくらいだから、誰も怖くて行動なんて出来ません。

 

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