命の照明
夜は、高層ビルでは綺麗なブルーライトが光り、
凱旋門を美しく見せる為に、ライトアップまでさせている。
そのツケは、もちろん貧困層の住民に寄せられています。
居住区で電気使用してる家庭は、全体の半分にも満たないのである。
電気が通っている家庭でも停電は日常茶飯事、
住民のほとんどが電気をまともに使えない状況である。
人々の苦しみで、首都を照らしているという状況ですね。
食に対してもそうですが、国民から光をも奪っています。
食で思い出しましたが、食べる物を買う為のお金を稼ぐために、
市街に出てきて、路上で物を売る人が増えています。
やはり人が集まってる首都なので、商売をするなら必要な事です。
しかし、路上で物を売る姿が景観を損ねるという理由で、
役人たちが見回りに来て、強制的に退去させる事が普通にあります。
国から食を奪われ、働く場所を奪われ、
抵抗すれば強制収容所行き、または処罰対象となります。
こんな酷い仕打ちですが、国民たちも生きる為に頑張っています。
こういった路上販売者が多く集まり、ひとつのマーケットとして成り立っている場所もあります。
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