噂の北朝鮮
噂というか話題の北朝鮮について
よく話題に出ている北朝鮮。
ほとんどの資金を軍事力に費やしている為、
その反動が国内の至る所で起きている様です。
一般的に報道に出ている平壌(ピョンヤン)。
たくさんの高層ビルが立ち並ぶ中、
実は中身はスカスカだったりもします。
高級ホテルでも空き室が多く、
外観やロビーの雰囲気と比べると、
部屋自体は小奇麗なビジネスホテル並み。
さらに驚くのが大型ショッピングモール。
衝撃的な事に、そこで陳列されている商品は
一切売り物ではないという事。
メディア向けに紹介する為だけの陳列となっています。
画的に映ればそれでよいという事です。
その為、従業員は接客方法を知らず、
いざ売る事になるとかなりの不手際の様です。
まぁ、そんな機会はあまりないのですが・・・。
なんというか、国家レベルでやる事が雑ですよね。
そんな雑な方々がミサイルを持っていると思うと・・・、
なかなかな恐怖です。
実際に日本海に向けて何発かは試し打ち?をしているので、
やる気アピール満々ですごいです。
世界地図を見た事があるのかどうか分かりませんが、
この攻撃的姿勢は、国内外含めて迷惑ですね。
北朝鮮とは比較にならない、
諸外国の大きさを把握してるのか疑問です。
ほとんどの資金を軍事目的に使用している為、
そのシワ寄せは、国民の生活に直撃しています。
~~~~~街中に増えているホームレス~~~~~
高層ビルが建ち並ぶ平壌(ピョンヤン)市内。
一見綺麗な街並みに見られますが、
少し歩いた裏通りに行くと、
コチェビといわれるホームレスの子どもがいます。
高級な車と綺麗な服装で市街地に
遊びに来ている富裕層の傍らで、
今日食べる物も住む場所もままならない
そんな状況の子供たちが溢れています。
お金が無い為、両親は子どもを育てるどころか、
自分たちが食べる物さえ厳しい毎日です。
その中で倒れて逝く人も少なくはない。
アフリカなどで飢餓が話題になる事はあります。
そういった内容派、ニュースやドキュメント番組で、
誰もが1回は見た事があるのではないでしょうか。
しかし、北朝鮮というこんな近くの国で、
飢えで苦しんでいる子どもがいるという事実があります。
これは、国内での報道規制が厳しい為、
なかなか国外に出る情報ではないのです。
基本的には、潜入したジャーナリストや韓国人が、
街の様子を取材して、世の中に出る事が多いです。
先程説明したコチェビの子どもの中には、
食べ物をもらう為に、
役人や大人に性的強要をされる事もあるそうです。
この事実がありながら、
国のトップがあの笑顔なのだから、
とても正気とは思えません。
昔、テレビ番組で金正恩の元専属料理人である、
藤本健二さんが言っていた。「
とっつあん坊やなんですよ」と。
ちなみに、とっつあんはオッサンの意味で、坊やはそのまま。
つまり、中身(外見の場合もある)が子どものままのオッサンである。
そんなオッサンが、国の最高権力を有しているから恐ろしい限りです。
小学生のムカついたレベルで、ポチッと押されたらたまったもんじゃない。
というか、ネットが普及している今の小学生の方が、
まだ考える力があるかもしれません。
そんなオッサンが以前、自分の側近であった、
元国防副委員長を処刑したという報道があった。
理由は、「国家転覆を画策」との事。
詳細は不明ですが、気になるところではありますよね。
現状がおかしい事が分かっていても、声を上げれば処刑ですからね。
しかも、元国防副委員長は国のナンバー2だったとも言われています。
そんな人が捕まるくらいだから、誰も怖くて行動なんて出来ません。
少しでも不満を漏らそうものなら、
たちまちチクりが入って、
家族もろとも収容所送りか処刑です。
~~~~~命の照明~~~~~
夜になると、高層ビルでは綺麗なブルーライトが光り、
凱旋門を美しく見せる為に、ライトアップまでさせています。
そのツケは、もちろん貧困層の住民に寄せられています。
居住区で電気を使用してる家庭は、
全体の半分にも満たないと言われています。
たとえ電気が通っている家庭でも停電は日常茶飯事、
住民のほとんどが電気をまともに使えない状況です。
人々の苦しみで、街を照らしているという状況ですね。
食に対してもそうですが、国民から光をも奪っています。
食で思い出しましたが、食べる物を買う為のお金を稼ぐために、
市街に出てきて、路上で物を売る人が増えています。
やはり人が集まってる首都なので、商売をするなら便利な場所です。
しかし、路上で物を売る姿が景観を損ねるという理由で、
役人たちが見回りに来て、強制的に退去させる事があります。
国から食を奪われ、働く場所を奪われ、
抵抗すれば強制収容所行き、または処罰対象。
こんな酷い仕打ちですが、国民たちも生きる為に頑張っています。
こういった路上販売者が多く集まり、
ひとつのマーケットとして成り立っている場所もあります。
大勢の人が集まった事により、
少人数の警察では強制退去させるのが難しい様です。
生きる為ですからね、国民も負けていられません。
~~~~~影武者~~~~~
どうやら、あの黒電話には影武者がいる模様です。
様々なメディアで取り上げられている黒電話を見比べてみると、
耳の形が違ったり、肌の色が違ったりと、
少しずつだが親機とは違う点がある。
何台の子機を有しているのかは不明ですが、
10機以上はあるという噂も。
ゲームの初期残機よりも多いですね。
暗殺や何かを、それなりに恐れているのでしょうか。
国のトップが影武者を用意するなんて、
戦国時代じゃないんだから。
それとも、さすが将軍様と言うべきか。
と言いたいところですが、
実際に平壌市内でも暗殺未遂がありました。
しかも自爆テロで、軍の車が黒電話の乗った車に突っ込むという。
クーデターなのかどうかは不明ですが、
こういった事が起きる限り、必要となったのでしょう。
しかしあれですよね。
バレたらまずいから、子機たちは一生本部暮らしですかね。
とは言っても、あの国では特定の場所以外での生活は、
ある程度の資産と権力が無い限り、不自由極まりないでしょう。
そう思うと、食と異性にも不自由しない本部暮らしは、
外に出れない制限があっても高待遇かもしれません。
~~~~~実はあの人にも~~~~~
正男氏にも影武者がいたという説があります。
以前、マレーシアで暗殺された金正男氏。
影武者は何も黒電話だけではない。
毎日作業着を着ていた親も同じである。
そこで気になるのが、
暗殺されたのは影武者の方だったという噂。
昔に撮られた本人の写真と、
空港で応急処置を受けている男を比べると、
ホクロが無かったり刺青がなかったりと、
違う点がいくつか出てくる。
逆もしかり、写真に載っていたのが影武者で、
空港にいたのが本人という事も十分にあり得る。
ここで疑問に思うのが、
息子と名乗るハンソル氏がyoutubeに動画を投稿。
内容は、「父は北朝鮮に殺害された」というもの。
この動画を投稿した真意は?
ただ単に、北朝鮮がやったんだ!というアピールなら、
そんな事を言わなくても
誰もが一番最初に予想してしまう事ですよね。
ならばどうして?
ひとつの可能性として出ているのが、
父親が死んだという印象付け。
息子である自分がアピールする事で、
暗殺が成功したと思わせる事が目的だったという事です。
ターゲットが死んだとなれば、
これ以上狙われる事がなくなりますからね。
ちなみに、このハンソル氏にも影武者がいるそうです。
全員で集まったりする機会があったら面白いですね。
~~~~~ネットの制限~~~~~
北朝鮮ではインターネットは使えない。
これは、聞いた事がある人も多いかも知れません。
ネットに接続しても、海外サイトへのアクセスは出来ません。
では、アクセスできるものはと言うと、
「朝鮮中央通信社」や「労働新聞」などの国の情報サイトである。
国の為に繋がる科学技術の学習サイトや
国家経営の利益となるオンラインショッピングサイトなど。
国からしてみれば、それはそうですよね。
他国の状況と比べられた日には、国民一揆待ったなしです。
もはやというか、巨大なイントラネットです。
通常は社内ネットワークで利用されるものですが、
国そのものが会社や大学みたいな
巨大なネットワーク構造になっています。
そんなネットに繋いで何が面白いんだろうと思いますが、
そもそもインターネットの素晴らしさを知る事が難しいので、
ショッピングサイトだけでも楽しいかも知れません。
娯楽自体が少ないので、例え購入しなくても
見てるだけで楽しめる事もありますからね。
意外な事ですが、スマホを所有している国民がそこそこいます。
限りあるネットワークとはいえ、やはり娯楽目的ですかね。
ちなみに、テレビで見られるチャンネルは、基本的に1つ。
よくニュースで見かける「朝鮮中央放送」というものです。
そう、あのオバサンが喋ってるやつです。
他のチャンネルもある事はあるのですが、
放送日時が指定されていて、尚且つ教育番組という徹底ぶり。
毎日放送されているという事で、
チャンネルはオバサンの1つですね。
ネットの世界に侵された我々がこんな国に行った日には、
1日と持たずに発狂してしまいそうです。
ふと思いましたが、上級高官たちは、
海外のネットに接続できる環境があるのでしょうか。
それとも、黒電話以外は見れない様にしているのでしょうか。
外の世界を知られたら、さっきも言った通り、
暴動が起きかねないですからね。
とりあえずは、忠誠心の高い要人にだけって感じですかね。
いくらなんでも、黒電話も見れないという事は無いと思うので、
どこまでの人が接続権限を持っているのか知りたいところです。
~~~~~国から逃げる国民~~~~~
ホームレスは犯罪者扱い
北朝鮮の首都平壌では、
ホームレスは景観を損ねるものとして、
逮捕されてしまう事があります。
それを恐れた人は、田舎や山に逃げていき、
そこで隠れて過ごしている場合もあります。
とても人の暮らしとは言えない状況だが、
捕まるよりはマシだという事の様です。
基本的に、捕まった人は強制収容所行きになります。
もちろん、まともな食事はありません。
日本の刑務所では、決まった時間に、
食事と労働と運動が与えられています。
この環境が社会に出るよりマシだという理由で、
再犯をして帰ってくる人もいるくらいだ。
もし北朝鮮の人が日本の刑務所を見たら、
どう思いどう感じるのでしょう。
生きる上で最低限である食べる事が出来るのは、
とても重要な事ですからね。
支援物資が届いたとしても
ほとんどの食料は軍人や高級官僚に集まる為、
一国民では、まともな食事をしている人は少ないです。
さらに面白い事に、優先的に支給されるはずの軍人でさえも
食糧危機に陥っている事もあるようです。
前に書かせて頂いた内容ですが、
平壌の裏通りには、路上販売者が集まってできた
大きなマーケットがあります。
なんとそこで、軍人がどこからか調達した物資を、
軍服を着たまま売りに来ていたりするのです。
なかなか滑稽な画になっていました。
さすがに軍人とはいえ、あれだけ大規模になると、
末端まで食料が回っていないようです。
ちゃんと売買しているから、まだマシですね。
強気な軍人が来ると、強制的に取り立てたりします。
国民が生きる為に必死に手に入れた食料を奪っていきます。
これは、食料を持っていなくても課せられる事があります。
昔で言う年貢に近い物があります。
軍の気分という不定期なので、年貢より質が悪いです。
もう訳が分からないですね。
今、ストラテジー系のスマホゲームをやっていますが、
自分の軍隊を大きくし過ぎると、
維持コストが足りなくて、
軍隊を削らざるを得ない事があります。
まさか、同じレベルじゃないですよね・・・。
~~~~~異常な交通機関~~~~~
燃料や車自体に欠ける資金が無い為、
利用者に対して、圧倒的にバスが少ないです。
もちろん、自家用車を持っている人などほぼいない。
かと言って、お金を稼ぐ為には
市内に出なくてはいけないので、
そんな大きくもないバスに、
ギュウギュウに人が乗り込むのです。
インド列車顔負けです。
場所によっては列車を利用する事ができますが、
不思議というか、理不尽な事に、
乗車拒否される事があります。
電車に乗るのに乗車拒否って・・・。
タクシーじゃないんだから。
具体的には、駅の入り口に軍人が立っていて、
見た目が悪い人に利用させない様に見張っているのです。
この見た目が悪いと言うのが、いつものアレですね。
そう、景観を損ねるというやつです。
リュックや大きなバッグを持っている時点で、
その姿が貧しそうという理由で弾かれてしまいます。
荷物どうしろってんだって感じですよね。
後に書きますが、こういった時の軍人の態度が、
ものすごく高圧的です。
反抗するものには逮捕ですからね。
どういった心情で取り締まっているのか知りたいところです。
食料が無くなって、リストラでもされれば、
自分も同じ身分になりかねないというのに。
黒電話はともかく政府高官や軍人が、
飢えで苦しんでいる人達に対して、
とても高圧的な態度で命令をしてきます。
軍人の中にも国の方針に
疑問を抱いている人が増えているのに、
なかなか変わらないこの異様な光景。
以前、こんな実験をした国がありました。
擬似的に刑務所の空間を作り、
数名の一般人に看守役と囚人役を与えて、
ある程度の期間、生活してもらうというものです。
結果から言うと、半ば強制終了となった。
恐ろしい事に最初は笑いながらやっていた看守役が、
いつの間にか囚人役を暴力で
抑えつける程になっていたのです。
囚人役も最初は冗談と思っていたが、
異様な表情と加減のない力に困惑し、
泣き出してしまう事もあった様です。
危険な状況と判断された為、
この実験は予定よりも早く中止されることになりました。
力を得たことで、本性が出たのか、
またはその雰囲気に飲まれて、
ある種の催眠状態になったとも言われています。
戦争でもそうですが、
力を得た人間は攻撃的になったり、
残虐性が強まる傾向にあります。
車に乗って強気になる人がいるが、
まさしく、その傾向があると思います。
その人の性格を知りたい時は、
ドライブに行けば一発かもしれませんね。
~~~~~生きる為に逃げる脱北の道~~~~~
生きていくのに厳しすぎる現状を捨てて、
国から逃げ出す人が後を絶ちません。
そりゃそうですよね。
仕事もなく食べ物もなく、
働こうとしても理不尽な理由で逮捕されるのですから。
まともな人ほど苦しくなる場所なんて、
逃げたくなって当たり前です。
では、実際にどうやって逃げているかと言うと・・・。
隣接している韓国への向かう?
これは、陸路で行けますが、軍事境界線があり、
国境を警備する軍人たちが多くいる為、
かなり厳しいとされています。
人目に付かない様に草むらや山道を抜けようとしても
付近には地雷原があり、とても回避できるものではありません。
そうとうな体力と根性があれば、
海岸を泳いで渡るという方法もあるらしいです。
韓国がダメなら中国に?
韓国同様に隣接している中国への脱出が、
比較的にマシだと言われています。
基本的には、冬場を待って凍った河の上を渡るそうです。
北朝鮮と中国の間に流れている河は、
短いものでは、10m位の場所もあるので、
見つからなければ、渡る事自体は難しくは無いです。
無事に中国に渡れた!
と、喜びたいのもつかの間。
中国側では、脱北者を見つけ次第、
北朝鮮に強制送還する国の方針があります。
難民ではなく、不法入国者ということですね。
その為、中国でも気が抜けません。
脱北者を支援してくれる団体や民間人に協力を仰ぎ、
そこから、さらに外国へと逃げます。
主なルートは、
タイ、ベトナム、ミャンマー、韓国。
一番多いのは、やはり言葉が通じる韓国です。
韓国では、脱北者に対して支援金の支給があります。
最低限の生活と教育を受けられる制度もあります。
しかし、充分とは言えないものなので、
そこからの生活苦に悩まされる人も多いようです。
まぁ、元居た場所に比べたら、大分マシな様です。
苦しみから逃げ出して、新たな生活を手に入れた人々には、
幸せになってもらいたいですね。
脱北に成功して、韓国でタレントとして活動している人や
インタビューをして、北朝鮮事情を明かす番組があります。
そこには、以前の喜び組や総書記のお世話をしていた
女性なども出演していたりします。
実際に、そこで生活をしていた人間の言葉なので、
なかなかぶっちゃけた話をしていました。
軍事施設の全容や地下構造の説明など。
聞けば聞くほど、よく逃げてこれたなと思います。
中には脱北出来ずに、捕まってしまった人もいる様です。
家族全員収容所に送られ、数ヶ月にわたる強制労働や、
教育という名の厳しい生活を強いられます。
酷い時には、処刑もあります。
また、幼い時に収容施設に送られると、
偏った教育を受けさせられるため、
大人になって脱北出来たとしても
文字が読めなかったり、単純な計算が出来なかったりします。
大人になって、ドリルが解けないと言ったレベルです。
その影響もあって、まともな仕事に就く事ができず、
言葉が通じる韓国でさえ、厳しい生活になる場合もあります。
それでも人間らしい自由な生活を求めて、
脱北する人は、後を絶たない様です。
普通じゃない空間に居続けると、嫌だと思いながらも
そこから脱出する事に関する考えが麻痺する事があります。
これは、勇気が無いとも言えますが、責任感だったりもします。
とは言っても、これはまともな思考がまだ残っている方で、
厳しい環境の中で、時間に追われストレスを受け続けていると、
「普通」の思考が出来なくなります。
傍から見れば、こうすればいいじゃん。
止めればいいじゃん。という当たり前の意見もありますが、
それが考えに至る事が出来ない状況となってしまいます。
時によっては、現代社会における我々にも
逃げるという選択肢は有効なのかもしれないです。
誰かが苦しい時に逃げ道を教えてあげるのも
頑張れと違った応援なのかもしれません。
~~~~~田舎のホームレス~~~~~
都市部において貧しい人間は、
前に書いた例の理由で捕まってしまう為、
それを恐れた人が、田舎に逃げる事は少なくないです。
しかし、逃げた先でも貧困であることに変わりはないので、
住む家も食べる物もままならない事がザラにあります。
そんな場所で、二十歳前後の女性が一人で生きていました。
服は泥だらけで、顔や手が真っ黒の状態。
何をしているか聞くと、ウサギにあげる草を集めているとの事。
自分ではほとんど何も食べていないらしい。
両親は飢えで死んでしまっていて、
日々を生き延びるのが精いっぱい。
住んでいる場所は、草むらで寝るか廃墟の様な建物の中。
雨風を凌ぐのもギリギリと言った所です。
ものすごく助けたい気持ちになりますが、
自分の無力さにガックリです。
現代社会において、飢え死にが起きる事実が恐ろしいです。
それが人口爆発や災害などで起きたものではなく、
国の政策によってもたらされたものであることも。
国民たちは幼い頃から、徹底した教育を受けている為、
自分たちの状況がおかしいと思える思考に至れません。
受けている教育と言えば、いかにチクリを入れるかという事。
誰かが反政府的な言動や行動をしているのを見つけ次第、
密告をする方法を教えていたり、
盗みをした人を見つけ次第、警察や役人に伝えたりする。
一見、盗みに対しての処置は適切に思えます。
しかし、実際に起きた内容をみてみると、
家に食べる物がなく、飢えで苦しんだ子どもが、
畑にあった野菜を取って、
我慢できずに食べてしまったという内容です。
酷い時には、処罰という暴行で死なせてしまう事もあるようです。
家族が訴えようものなら、まとめて収容所送りです。
いつかこんな状況が変わる日が来るのでしょうか。
自分の日常とはあまりにも違った現実に驚きです。
日本に生まれた事が、どれほど幸運だったのか思い知らされます。
~~~~~踊るの好き?~~~~~
北朝鮮では、朝仕事に向かう男性に対して、
女性が華やかな衣装を着て、駅まで踊るという
不思議な文化があります。
応援しないとやっていけない様な場所で、
男性は働いているのでしょうか。
毎朝やるとなると、女性としては面倒臭いですね。
他にやることだってあるだろうに。
外国の観光客も入る事が出来るコンサート施設があります。
そこでは、普通にポップスやロックの音楽があると
現地の人はいいます。が。
いざ観てみると、いつも通りの衣装を着て演劇の様な踊り。
歌は歌っているが、やはりいつもの感じ。
我々が思う、ポップスとは少し感覚が違う様です。
外国の曲などは、アメリカの要素を取り入れるとされる為、
実際のところは禁止されている様です。
たしか、ジーパンを穿くのもダメだった様な気がします。
そんなルールが横行しているので、
基本的に国民が着ている服は、
みんな似たような感じになっています。
お洒落をしていても、なんだかんだで民族衣装になっています。
旅行で北朝鮮に行く時には、服装にも気を付けた方がいいですね。
ん、絶対行かないって?
何故かは分かりませんが、踊っている女性は、
ほとんどが美人です。
整形手術をしている場合もありますが、
美意識は高い様で、裏通りマーケットの人でも
お化粧をしていたりします。
将軍様や高官に気に入られれば、
最低限の生活が保障されるので、
見た目に関しての女性の意識は高いようです。
踊りに対して、何か思い入れでもあるんでしょうかね。
昔、少年律動体操なるものが話題になりました。
小学校低学年と思われる少年少女が、
寸分違わぬ動きで、音楽に乗せた体操?をしているものです。
今でもその教育があるのかは分かりませんが、
あの動きと表情には、恐ろしいものを感じました。
なんというか、ロボットなんですよね。
個性が感じられなくて、決められた動きを正しく動く。
表現と言うかコピー?
あれを身につける為に、
どんな訓練があったのかが気になります。
訓練と言えば、よくニュースで見かける
軍事力をアピールする行進がありますよね。
もちろん、あれも日々訓練されています。
数十メートルの距離で、交代で行進するというもの。
そこに教官みたいな人が指導をしていて、
何番!足をもっと上げろ!とか。他に合わせろ!とか。
元の位置に戻る時には、普通に歩いて戻る。
部活の練習に近いものがありますね。
~~~~~北の食は合う~~~~~
なんだかんだ言ってもアジア圏なので、
日本人の口に合う物は多いようです。
平壌が一望できる高級なレストランでは、
犬の肉などが出てきます。
うわっ、犬肉かよ!
と思ってしまう人もいるかも知れませんが、
国によって食文化が違うのは当たり前。
特に非難する必要はありません。
実際に、犬肉は非常に美味しいので、
言われなければ、躊躇なく食べれてしまいます。
国外において食が身体に合うか合わないかは、
かなり重要ですよね。
その良し悪しで、またその国に行くかどうかを
決める要素にもなりますからね。
御飯はおいしいけど、店内はガラガラ。
やはり高級店には、そうそう人はいない様です。
国民の食事は、主に裏通りマーケットで買って、
そのまま路上で食べるか家に持ち帰ったりします。
おかずもそうですが、御飯が売っていたり、
スープだけが売っていたりするので、
フードコード状態になっています。
頻繁に起こる停電によって、
水をくみ上げるポンプが動かない為、
ある意味、スープ系は貴重かも知れませんね。
場所によっては、顔を洗うための水を使うのに、
お金が必要ということもあります。
もうなんかあれですね。
ライフラインの状態がスラムに近いです。
基本的には井戸水を使っていますが、
衛生面を見ても綺麗というのは難しいです。
ひとつの村において、水がまともに使えないなんて、
もう漫画の世界かと疑ってしまいます。
アフリカや砂漠地帯だとしたら、まだ分かりますが、
お隣の国ですからね。しかも海に囲まれています。
~~~~~ミサイル発射~~~~~
そんな国民の生命維持すらままならない状況で、
ミサイル発射や核実験と思われる行動を、
北朝鮮は繰り返し行っています。
そんな中、原子力空母カールビンソン率いる艦隊が、
北朝鮮を射程距離に捉えています。
その状況に対して、我が国に対する威嚇だ!
と北朝鮮が怒っています。
どっちが先やねん。
と突っ込みを入れたくなります。
もし、本当に開戦となった場合は、
アメリカの武力に対して、
北朝鮮は壊滅すると思われます。
ただし、あちらも打つものは売ってくるので、
日本も無傷とはいかないでしょう。
やはり、都市部が狙われる可能性が高いので、
東京・大阪、米軍駐屯地の沖縄や横浜。
後は、PAC3が配備されている都市でしょうか。
迎撃システムとして信頼を置きたいところですが、
打ち落とす確率としては、なかなか厳しい様です。
相手が打ってくるミサイルの数にもよるので、
半分防げればと言う意見もあるくらいです。
以前、ニュースでもありましたが、
ミサイル発射を知ってから約3分程。
この短い時間で自分が取るべき行動を、
改めて考え、予行練習をしておいた方が
良いかも知れません。
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